カウンセリング

内視鏡検査当日の流れと検査前後に気をつけるべきポイントを解説

内視鏡検査の当日は、事前準備が整っていても不安や緊張を感じやすいものです。しかし、流れや注意点を把握しておけば、落ち着いて検査に臨むことができます。このページでは、受付から検査終了後までの一連の流れを時系列で紹介します。

受付から検査前までの流れ

検査当日は、予約時間の少し前に到着して受付を済ませます。保険証や診察券を提示し、問診票の記入や体調確認を行います。発熱や腹痛、服薬内容などについての質問がある場合には、ここで医師に伝えておきましょう。

次に更衣室で検査着に着替え、胃カメラではのどや鼻への麻酔、大腸カメラでは腸内の状態をチェックした上で下剤の追加服用が指示されることがあります。鎮静剤を使うかどうかはこの段階で判断され、希望があれば医師に相談します。

内視鏡検査中の流れと意識状態

検査が始まると、ベッドに横になり、内視鏡が挿入されます。鎮静剤を使用する場合は、うとうとした半覚醒状態になるため、不快感や緊張が和らぎます。使用しない場合でも、深くゆっくりと呼吸をすることでリラックスしやすくなります。

検査中は医師や看護師が体調の変化に気を配りながら進行します。違和感や苦しさを感じたら、すぐに伝えるようにしましょう。

検査終了後の対応と休息

検査が終わったら、安静室や回復室で体調を整える時間が設けられます。特に鎮静剤を使った場合は、しばらく休憩が必要です。意識がはっきり戻ってから、検査結果の説明がある場合もあります。

飲食の再開や帰宅後の注意点については医師から案内があります。運転や運動、長時間の外出は基本的に控え、体に負担をかけないようにしてください。